ぼんのにっき

3年生のつうしんぼ

夢は捨てたと言わないで

ぼんです。

 

 

 

この前の日曜日、夕方家に帰ってから楽しみしていたこの映画を見ました。リンクを貼って改行でネタバレを回避していく。

www.netflix.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これを観るためにNetflix加入した。ちょっと盛った、その前にイカゲームも観た。

ビートたけしが若い頃ストリップ劇場で芸人見習いとして働いていた時代、師匠である深見千三郎との出会いから、コントやタップダンスなど芸を磨いて認められるようになるまで、そして漫才師への転向といった芸人人生の始まりを、師匠や周りの人との関係とともに描いた作品。たけし自身が書いた自伝的小説を原作として、劇団ひとりが脚本・監督を手掛けている。

まず主演2人が良すぎた。柳楽優弥はマジで若い頃のたけし。若い頃のたけし知らんけど昔はこんな感じだったのかなって思っちゃう。あちこちオードリーでも言ってたんだけど所作指導をたけしモノマネ第一人者の松村邦洋がしてるんだってね。まずはモノマネできるように入れて、そこからモノマネすぎるところを削ぎ落としていったらしい。なんでできるんだそんなこと、すげえな。

大泉洋はかっこいい師匠。ディレクターに悪態をつく口げんかが面白いあのおじさんはそこにはいない。師匠の口ぐせのような「バカヤロー」は段々耳心地よく感じてくる。作中では劇場が続けられなくなって表舞台から降りたあとの師匠の様子も描かれていて、そういった人からにじみ出る寂しさみたいなのも表現されている。紅白の司会を務めたかと思えばこんないい演技して、カブに乗ってベトナム縦断してたおじさんは一体どこまで行くんだろう。

通しで観終わったときの後味?もいいし、冗長な部分がないというか、洗練されている印象を受けました。ただあれってどういう意味合いのシーンだったのかなって思い返すと気になるところもあったので、何回か観たくなる映画でもあるかもしれない。一番好きなシーンは、劇場を出て漫才を始めるってことを伝えに、師匠に頭を下げに行くシーンです。散々言い争ったあとの、師匠の言葉に対するたけしの答え方というか、表情とか目とか含めてぐっと来ました。お笑いファンでも、ファンじゃなくても、いい映画だなって思える作品だと思います。

 

せっかくNetflix契約したので年末年始は映画見漁ることにしようかな。ノイキャンのヘッドホンもあるから飛行機の中でも観よう。年明け千鳥のトークサバイバーも配信されるからしばらく契約続けとこう。アマプラも入ってるからなんかもったいないけどまあいいや。

映画の感想は書くの初めてかも。 ではまた。

 

#101